僕と魔法シリーズ


Havi

 きままに現代社会を生きていたが猫と人間を行き来できる体質が調査員に向いているとスカウトされた青年。

 のらりくらりとしているように見えて、芯のある人間。

 「ラヴィとドーラ」シリーズの登場人物『ヴィダーラ』の弟。よくお兄さんだと間違われる。

 アイビー・ラタによく野良猫と間違えられるので、首輪をつけようか検討中。

名前:ハーヴィ

年齢:21

身長:175

役職:調査員・回収員

Aivee Lata

 ハーヴィの相方。

 最高評議員の祖母を持つ。優秀な魔法使いの一族で、正義感がある祖母にあこがれ評議会に入った青年。

 争いごとは嫌い、平和的に解決したい性格だが、実は好奇心旺盛で冒険がすき。

 女性のような格好だが、本人はただ「可愛い服を着ているだけ」。

 

名前:アイビー・ラタ

年齢:18

身長:160

役職:調査員・回収員



Taravar

もとは正義感のある誠実な青年だったが、両親を魔法使いに殺害され復讐のため評議会に入った。記憶のナイフがあまりにも歪だったため、プリーストにこの役職をすすめられる。

 

名前:タラバール

年齢:25

身長:181

役職:懲罰員(処刑士)


Avalo

出所した魔法使いを監視していた際、主人公を見つけスカウトした。真面目で優秀だがちょっと自信家な先輩。

新人の指導もしている。

 

名前:アヴァロ

年齢:30

身長:172

役職:監視員・調査員指導係



用語集

魔法使い(ジャドゥ)

魔法が使える人間達のこと。

魔法自体が使えずとも、魔力を持つ人間のことも指す。

記憶のナイフ

「記憶のフラグ」を元に記憶を切り取る道具。詳しくは上記参照。

ナジャドゥ

魔法が使えない一般的な人間のこと。

記憶のフラグ

調査員が調査対象や、魔法に関わってしまった一般人の記憶に立てることができる目印。回収員はそのフラグを追い、記憶を回収する。

評議会

「魔法律評議会」のこと。

主人公達が所属する組織。



現代魔法利用における禁止事項(通称:魔法律・一部抜粋)

  • 魔法をみだりにナジャドゥ(魔法を使えない人達)の前で使用してはいけない。
  • 評議会員の特例を除き、ナジャドゥおよび魔法使いの記憶を改変してはいけない。
  • 魔法の利用により著しい混乱を招いたり、多大な迷惑行為があった場合、魔法律裁判により厳重な処罰を受ける。
  • 魔法の利用により人に危害を加えたり、人の直接的な生死に関わった場合、魔法律裁判により厳重な処罰を受ける。
  • 魔法によって新たな生物や物質を生み出してはいけない。
  • 専門的な知識の無い者が現代科学と魔法を併用してはいけない。
  • 原理やしくみの知識がない魔法をみだりに使用してはいけない。
  • 評議会員は、魔法治安の維持という気高い思想の下、銃火器を所持・携帯・使用してはいけない。

魔法律評議会

現代における魔法の在り方、魔術師の在り方を考える組織。

登場人物たちは、この組織に所属する。

所属する魔法使いたち

  • 調査員……魔法の痕跡を調査する。適正審査に通った者のみ、回収員を兼任する。
  • 審査員……事案と魔法律を比べ審査する。
  • 裁判員……魔法律を破った者への処罰を決める。
  • 懲罰員……処罰が決まった者へ罰を下す。
     封術士……特定の魔法を仕様できないように封印したり、特定の方向性の魔力を奪ったりする。
     処刑士……重犯罪者に対し完全魔力剥奪・記憶剥奪・死刑などの処罰を与える。
  • 監視員……出所した魔法使い達を監視する。
  • 回収員……調査員達が立てた「記憶のフラグ」をもとに、ナジャドゥから魔法・魔法使いに関する記憶を回収する。

魔法律評議会の組織

  • 最高評議会……魔法律評議会内のトップの組織。
    重大な決定や魔法律の改定は必ずこの組織を通す。10人の最高役員が居る。
  • 評議監視会……魔法律評議会内の不正や隠蔽を監査する組織。ある意味最高評議会より力がある。
  • 上評議会……地域代表会で出たことをまとめる組織。話題を最高評議会に持ち込むか、ここで処理するかも決める。
    きっと一番大変な中間管理職。
  • 地域代表会……地域支部の支部長達でできた組織。
  • ○○(地域名)支部

懲罰員の処遇について

懲罰員は法の下とはいえ、魔法律の禁止事項である「魔法の利用により人に危害を加えたり、人の直接的な生死に関わった場合、魔法律裁判により厳重な処罰を受ける」という規則を破っているため、特別な処遇を受ける。

  • 魔法の悪用を防ぐため常に監視される。
  • 住居は評議会が用意したものを使用する。
  • 婚姻すること、子供を作ること、公人になることを禁じる。
  • 年に30日~60日特別休暇を与える。
  • 退職する際は一切の魔力を剥奪する。

記憶のナイフ

「記憶のナイフ」は「記憶のフラグ」を元に、ナジャドゥ(魔法使いではない者)の魔法や魔法使いに関する記憶を切り取り、回収する道具。

評議会に所属した魔法使い達は、まず才能や本人の希望に沿って、所属する部署が決まる。

調査員として所属が決まった者は、同時に回収員としての適正審査を受ける。

審査に通った者は上評議会のプリーストから「記憶のナイフ」を、体から取り出してもらう。

「記憶のナイフ」は回収員本人の性格・深層心理・記憶を強く反映するため、あまりにもナイフの形状が歪であったりした場合は、ナイフは封印され、回収員としての活動は禁止される。(調査員としての活動はできる)

ナイフは本人のみ使用することができる。物理的に干渉することもできるため、護身用としての使用を認められる。

ナイフを使用した場合、悪用防止のため記憶に使用した人物の痕跡が残るようになっている。

切り取られた記憶は10年間保存される。最高評議会の者を除く、フラグを立てた本人、もしくは切り取った本人以外の人間にはその記憶を閲覧することはできない。

2018.02.18